2018年07月09日
醍醐味

左から、
エビのチリソース煮900円
冷やし中華(ゴマたれ、または醤油たれ)1080円
五目チャーハン(スープ付)600円
季節の野菜炒め830円
本格焼酎芋・麦ボトル各2580円
紹興花雕酒グラス520円
料金は税込。

しずおか味な店
中華 醍醐味(だいごみ)
庶民的な雰囲気に癒されながら味わう
絶品の中華料理
「醍醐味」は、
静岡大橋を渡り、
用宗街道を過ぎて
最初の信号を左に入ると、
住宅地の中にあります。
藤村真言(まこと)さんは
手に職をつけたいと願っていたとき、
縁があって、
静岡で評価の高い
上海・北京料理を提供するホテルなどで
腕を磨くことができ、
11年間の修業を経て独立。
実家の駐車場に
2階建ての店舗を
2007年に開店しました。
店名「醍醐味」は、
中華料理の醍醐味を味わってもらいたい
という意気込みを表現したもの。
店に入るとカウンター越しに、
立ちのぼる火を相手に中華鍋を振って、
次々と料理を仕上げていく
真言さんの後姿を見ることができます。
本日の料理は、
当店おすすめメニュー。
看板メニューのひとつ
「エビのチリソース煮」は、
海老が大きく、プリプリしています。
「季節の野菜炒め」は、
静岡産野菜を強火で一気に炒めて、
その魅力を引き出した一品。
ナス、タマネギ、パプリカの甘さに
驚きました。
「五目チャーハン」は、
真言さんの母の実家・袋井市浅羽の農家が
心をこめて育てたコシヒカリを使っています。
「冷やし中華」は、
海老や鶏肉を豪華に盛りつけた、
夏に味わいたい一品。
たれは、胡麻か醤油を選べます。
気合の入った、
ボリュームたっぷりの料理を
厨房から運んでくるのは、
真言さんの母・清子さん。
常連さんと楽しい会話を交わしながら、
お客様に目配りする、
気取らない庶民的な雰囲気に癒されます。
店主
藤村真言氏
メニュー
昼:ランチセット=エビのチリソース煮or鶏の唐揚げ中華風タルタルソース+スープ+サラダ+ライス+漬物+小鉢付き、ライスお替り自由900円
夜:おつまみセット=エビのチリソース煮or本日の一品+小鉢(冷菜2種)+生ビール1杯1030円
醍醐味セット=エビのチリソース煮or本日の一品+ライス+スープ+サラダ+漬物1450円
宴会3000円~(料理のみ)
価格は税込
営業時間
昼:11時30分~14時
夜:17時~21時15分(L.O.)
水曜定休
施設
1階:カウンター席6名、テーブル席6名
2階:座敷20名
駐車場5台
所在地
静岡市駿河区上川原17-9
TEL054‐256‐0144
この記事は、2018年6月の取材時の内容です。
料理の内容や料金を改定している場合があります。
2018年05月07日
四川料理 溪邦


しずおか味な店
四川料理 溪邦
静岡の旬の食材を
こだわりの本格四川料理で楽しむ
「溪邦」は、
静岡商工会議所・静岡事務所から南へ徒歩3分の
静岡第一ホテルにあります。
水上邦弘さんの実家は、
藤枝の昔ながらの中華料理店。
16歳から静岡のホテルの中華料理部門で
16年間修行。
32歳の時、
静岡第一ホテルの紹介を受けて独立。
2016年3月15日で
10周年を迎えました。
四川料理は、
酸味、辛味に
花椒のしびれるような麻(アマ)の味と香りが強く、
さらに甘み・苦味・塩味を加えた
7つの味が融合しているのが特徴。
水上さんは、
現地にも出向き、
北京、上海、広東料理も勉強し、
四川料理の技法を大切にしながら、
静岡のお客様に合う味付けを模索。
「磐田の美味鶏の辣椒仕立」は
四川料理の定番。
美味鶏の唐揚を、
辣油「朝天辣椒」(チョウテンラージョウ)で炒め、
山椒の香りと唐辛子の味を楽しみます。
「紋甲イカと静岡県産のアスパラ入り麻辣醤炒め」は
ランチの人気料理。
紋甲イカ、清水のアスパラ、朝採り野菜を
「麻辣醤」(マーラージャン)で炒めます。
「富士山麓ポークの四川香料ソース炒め」は、
甘味を感じるポークを
コクのある辣油「老油」(ラオコー)を使った
オリジナルソースで炒めます。
「駿河湾の真鯛と豆腐の山椒唐辛し風味」は、
昔ながらの四川料理ですが、
牛肉や豚肉の代わりに、
春の旬の真鯛と豆腐を入れて、
水上さん流にアレンジ。
紹興酒は
現地で選んだ逸品で、
蔵元とは20年以上の知り合いとのこと。
静岡の旬の食材と
四川の奥深い味付けが融合した料理を
ゆったり楽しみました。
店主
水上邦弘さん
メニュー
ランチ970円~
(エビチリ・麻婆豆腐・坦々麺など
溪邦の人気メニューから週替わりでお得に提供、
サラダ・スープ・白飯・コーヒー・紅茶・デザート付)
料理長おまかせプラン4320円
(全7品、飲み放題付、平日限定、要予約)
天府コース5500円
(全8品、飲み放題付)
料金は税・サ込
営業時間
ランチ:11時30分~14時30分(L.O.14時)
ディナー:17時30分~21時30分(L.O.21時)
火曜定休
施設
1階:レストラン40名
2階:宴会場80名
駐車場3台+ホテル駐車場15台
所在地
静岡市駿河区泉町1-21 静岡第一ホテル内
電話054-281-2199
http://www.keihou.info
この記事は、2016年3月の取材時の内容です。
料理の内容や料金を改定している場合があります。
2018年04月28日
天盛楼


しずおか味な店
天盛楼
静岡の豊かな食材に
中国各地で磨いた技と心をこめた中国料理
「天盛楼(てんじょうろう)」は、
西宮神社のある横田町商店街にあります。
孫山(そのやま)さんの父が北京で開いていた店の名を受け継ぎ、
2003年に開店しました。
孫山さんは、
高校を卒業すると料理人を志し、
中国各地の国営料理店で修行を重ね、
北京、上海、四川、広東などの料理を習得。
1993年に浜松市の中国料理店の社長に誘われて来日。
その後、別の店の総料理長をつとめ、
来日8年目に日本に帰化し、
やがて独立。
静岡市を選んだ理由は、
気候が温暖で住みやすく、
食材が豊富で、
市民の人柄が優しいから。
本日の料理は5品。
「手づくり特製海老入り春巻」は
低温でじっくり揚げた後、
高温で焼き色を付けたもの。
「浜名湖カキのオイスターソース」は
11月~3月の期間限定で、
カキと浜松のチンゲン菜、パプリカを
オイスターソースで炒めた広東料理。
四川料理「麻婆豆腐」は、
豚挽肉、豆板醤、豆鼓、葱、生姜、蒜を
ゆっくり弱火で炒めて
香りと味を出した自信作。
「つぶ貝のねぎソースがけ」は
広東料理。
「干し貝柱入り肉焼売」は、
静岡の豚肉をミンチにして
タマネギと合わせ、
砂糖を使わずに旨味を出したもの。
蓋を取ると湯気が上がります。
珍しい12年物の甕出し紹興酒は
芳醇な香りと味が好評。
料理人を志して37年。
「同じ食材を使っても、
タイミングとセンスで味が違う。
バランスが大事。
まだまだ満足していない。
毎日が楽しい」
と孫山さんは朗らかな笑顔で語り、
心をこめた最高の料理をめざして
鍋を振っています。
店主
孫山延上さん
メニュー
昼:
麻婆豆腐定食950円
夜:
手づくり特製海老入り春巻5本800円
干し貝柱入り肉焼売850円
つぶ貝のねぎソースがけ900円
麻婆豆腐1050円
ピリ辛大海老チリソース1350円
浜名湖カキのオイスターソース(11月~3月)2400円
丸鶏中華風唐揚(6~8人前)3000円
活き平目唐揚甘酢あんかけ4500円~
おまかせコース3500円~
甕出し紹興酒12年(640㎖)1800円
営業時間
昼:11時30分~14時(祝日定休)
夜:17時30分~22時
日曜定休
施設
カウンター席2名
テーブル席26名
座敷席10名
所在地
静岡市葵区横田町2-2 湯沢ビル
電話054-252-5058
http://www.at-s.com/gourmet/article/asian/chinese/126181.html
この記事は、2015年1月の取材時の内容です。
料理の内容や料金を改定している場合があります。
2018年04月15日
中国家庭料理 紅楼


しずおか味な店
中国家庭料理 紅楼
お客様の健康を第一に考え、
真心を込めた中国家庭料理
「紅楼(べにろう)」は、
七間町通りと昭和通りの交差点に面したビルの
2階にある広々とした店。
オーナーの楊国紅さんは、
中国の大連出身で、
静岡の大学を卒業後、OL生活を経て、
2005年、料理店を営んでいた両親の協力を得て
「紅楼」を開店。
料理長には、
大連の料理人200人の中から、
貴賓館で要人の特別な料理をつくっていた経歴を持ち、
センスが良く、料理への情熱があふれる
呂壮さんを起用。
本日の料理は「新春の特別コース」。
前菜は、
紅芋、ヤリイカ、茶葉、クコの実、クラゲ、チャーシューと、
彩り鮮やかな五種類の冷菜。
「蟹肉入りフカヒレスープ」は、
フカヒレを別の皿に盛り、
スープに入れていただきます。
主菜は、
クルマエビのマヨネーズ、揚げナス炒め、きのこ肉詰めの「揚げ物三種」、
豆苗・唐辛子・挽肉・ニンニクを炒めた「旬の青菜炒め」、
レモンに漬けた磐田産の豚肉を
外はカリッと中はジューシーに揚げて
タレを絡めた「豚の中華揚げ」。
「お母さんの手作り水餃子」は、
下味をつけた具(ショウガ、ネギ、キャベツ、挽肉)を
楊さんのお母さん手作りの皮で包み、
風味がジュワッと口の中に広がります。
「地元静岡をはじめ日本の旬の食材を使い、
油はなるべく使わずに、
食材の良さを引き出すヘルシーな中国料理です。
9年間応援していただいた
静岡の皆様への感謝と愛情をこめて、
お母さん、お子様に食べてもらいたい料理を、
これからも長く、常に緊張感をもって
提供していきます」
と楊さんは笑顔で語っています。
料理長
呂 壮さん
メニュー
ランチセット980円~
周年スペシャルコース3240円
お母さんの手作り水餃子(8個)840円
特製黒酢タレ酢1000円
漢方美容煮込み2980円
旬の海鮮料理(活きイセエビ・活きクルマエビ・活きアワビ)
営業時間
ランチ11時~14時(L.0)
ディナー17時~21時(L.0)
第1・第3月曜定休。
施設
77席(個室22席)
所在地
静岡市葵区七間町13-1 セブンタウンビル2F
電話054-254-9111
http://www.at-s.com/gourmet/article/asian/chinese/126134.html
この記事は、2014年1月の取材時の内容です。
「中国家庭料理 紅楼」は、2018年夏に閉店しました。
2018年03月26日
中国料理 翡翠宮


しずおか味な店
中国料理 翡翠宮(ひすいきゅう)
現代中国料理の技と静岡の恵みを調和した、
まろやかな味わい
中国料理「翡翠宮」は、
JR静岡駅南口徒歩1分、ホテルセンチュリー静岡2Fに
1997年5月20日にオープン。
2012年春、15周年を迎えます。
ハイアットリージェンシー東京「翡翠宮」の味を受け継ぎ、
上海・北京料理の神髄と現代中国料理の技を融合し、
まろやかで洗練された味わいの中国料理を
提供しています。
静岡の玄関口に立地し、
県外のお客様の来店が多いため、
当初から静岡の食材を積極的に使った鶏肉・豚肉・牛肉料理や
人気メニュー「袋井産メロン入り杏仁豆腐」も提供。
静岡の食文化への貢献が評価され、
新旧2名の料理長、佐々木廣氏と津村豪氏は
「ふじのくに食の都づくり仕事人」として表彰されました。
当店では毎月、
旬の食材を使った特別コースを提供しています。
本日の料理は、
2012年1月16日~2月中旬に提供する
「早春温菜コース」。
①旬の海鮮の湯引き前菜
(静岡産黄色のミニトマト、椎茸、プチベール、舞茸)、
②漢方入り蒸しスープ
③クルマエビと巻き湯葉の醤油煮込み
④焼津産フカヒレとふじのくにいきいき鶏の昆布炒め
⑤旬の菜の花の袋井産コシヒカリの重湯仕立て
⑥甘鯛のレタス包み蒸しもろみ味噌風味
(静岡産紅芯大根)
⑦国産牛肉の焼きそば
⑧白玉団子の温かいデザート金柑(清水産)風味
以上の8品です。
「医食同源」の料理哲学を活かし、
年末年始の宴会疲れを癒す、
身体に優しく、温かい料理です。
毎年、この時期の定番料理として
好評を博しています。
料理長
津村豪さん
メニュー
ランチ 1500円~
ディナーコース 5000円~(6品、2名様より)
フリードリンク付プラン5000円~
【特典】6名様以上のご利用で個室料金サービス
料金は税込
営業時間
昼 11時30分~14時30分(L.O14時)
夜 17時30分~21時30分(L.O20時)
無休
施設
136席
個室 5室(6名~32名収容)
駐車場あり
3000円未満1時間無料
3000円以上2時間無料
所在地
静岡市駿河区南町18-1
電話054-289-6411
http://www.centuryshizuoka.co.jp/restaurant/hisuikyu/
この記事は、2011年12月の取材時の内容です。
料理の内容や料金を改定している場合があります。
ホームページなどで、ご確認ください。
2018年03月19日
中國料理 盛旺


しずおか味な店
中國料理 盛旺
清水港の新鮮な魚介と香港の食材を
身体に優しく料理
盛旺は、
父が昭和33年に開いた「盛旺飯店」を、
望月一(ひとし)さんが継いで、
平成4年に改築オープン。
当時、静岡の中華料理は四川料理が主流でしたが、
望月さんは香港旅行で出会った海鮮料理にヒントを得て、
清水港の新鮮な海の幸を活かした海鮮料理を創作しようと、
独学で勉強。
毎年数回は香港に出かけ、
現地の味を確かめ、
新しい食材を調達してきました。
店内は、
香港から直輸入した家具や壁飾りが
雰囲気を盛り上げます。
黒板には、
30種類の本日のおすすめメニューがぎっしり。
望月さんは毎朝、魚屋2軒、八百屋3軒をまわって
旬の食材を仕入れ、
メニューを考案しているのです。
今日のメニューは、
オニカサゴのアラ蒸し広東風
コラーゲンたっぷり揚げマグロの黒酢ソース
静岡そだち和牛のチンジャオロース
杏仁豆腐。
興津で獲れたオニカサゴは、
水槽で泳がせて、
活きた魚をお客様にお見せしてから調理。
身体に優しい香港産ピーナッツ油で、
からりと揚げます。
開店して間もない頃、
末廣鮨の親方が紹介してくださったお客様が
活きのクロアワビなどを注文され、
盛旺の料理は、
そうしたお客様に育まれてきたとのこと。
お茶も、お酒も、
望月さんが飲んで品質と価格を納得したものを、
香港・台湾・大陸から取り寄せています。
由比の桜海老や金華ハム、干し貝柱を使ったXO醤、
ツナ入りの食べるラー油も、
人気です。
FAX054-366-6096にて注文受付中。
オーナーシェフ
望月 一さん
メニュー
ランチは平日のみ
サービスランチ 864円
飲茶ランチ 1944円 ※土日祝は要予約
小皿料理 540円~
ミニコース 3240円~
フルコース 5400円~
価格は税込
営業時間
昼11時30分~14時(L.O)
夜17時~20時30分(L.O 日祝は20時L.O)
月曜定休
※祝日は営業し、翌日休み
施設
テーブル席50名
個室2室
宴会場最大人数36名
駐車場8台
所在地
静岡市清水区袖師町1098
電話054-366-6096
http://www.at-s.com/gourmet/article/asian/chinese/126112.html
この記事は、2011年5月の取材時の内容です。
料理の内容や料金を改定している場合があります。
ホームページなどで、ご確認ください。